暖冬の影響もあるだろう。
今年の京都の紅葉はひどかった。
11月だというのに、ほとんど寒さを感じさせない陽気が、
紅葉の色の変え時を迷わせた。
同じ木でも色がまだらになる始末。
上の写真は、坂が紅葉で染まることで有名な場所。
本当は、坂の上にかかる木々の葉も紅葉で染まるはずが、
見るも無残だ。
「今年はダメだねぇ・・・」
そこらで、京都人のつぶやきが聞こえてくる。
くさっても京都。
今日一日歩き回っていれば、京都らしい紅葉が見られるのではないか。
そんな淡い期待は、
泡と消えた。
紅葉といえば永観堂。
これでもかというほどに圧倒的な物量(紅葉)で攻めてくる永観堂ですら、
カメラを構えていてワクワクする瞬間が訪れることはなかった。
それでも観光客のバスは次から次へと入ってくる。
今年の京都への観光客は災難だ。
まぁ、この現象は京都に限らないのだろう。
来年はいい紅葉が見れるといいのだが。