ウチの風呂のパネルに「ゆらぎのシャワー」というボタンがある。
いまだかつて使ったことがない。
だいたい、ゆらぎのシャワーってなんやねんと。
有力なのは、
出てくるシャワーの温度が周期的に変化することだろう。
さすがにシャワーの強弱が変わるとは思えないし。
でも、それってどんな意味があんの?
まぁ、とりあえず使ってみろっていう話なんだが、
あえて使う意義を見出せずに放置したまま3年以上が経過してしまった。
まるで気味が悪いから誰も近づかない開かずの扉のようだ。
だいたい、ウチの風呂のパネルの自動化は中途半端だ。
普通、ボタン押したら、
勝手に水の量を調整して、
設定した温度に焚き上がるもんだろ。
ウチのは一味違う。
ボタンを押すと、
「蛇口を開けてください」と指示が飛ぶ。文字通り声で。
で、風呂までいって蛇口を開けると、
設定した「量」の湯が出てくる。
で、勝手に止まる。
それだけだ。
つまり蛇口から出てくる湯量を監視していて、
設定した量が出たら止めるだけ。
だから、既に風呂に水が入っていたら、あふれる。
しかも、湯を出している最中に、
流しなどでお湯を使った場合、それも計算に入ってしまう。
つまり、風呂作るときは他で湯を使うな、ということだ。
そんな中途半端な機能しか持たない風呂についている装置の
謎の機能なんか使おうなんて思わないでしょ?
そこに、あえて飛び込んでみようか。
どうしようか。
ま、そんなたいそうな話じゃないんだけど。
気が向いて使ってみたら、結果をここに書こう。