Typekitの日本語Webフォントの現実的な使い方

最近は日本語Webフォントを使ったサイトが少しずつ増えてきた。

少し前までは、
日本語のデザインフォントをWebフォントとして使う場合、
かなりのコストを覚悟しなければならなかった。

しかし、Adobe Typekitの日本語Webフォント対応により状況が変わりつつある。
Webデザイナーの場合、Adobe CCのサブスクリプションに加入している人も多いだろうから、
かなりのアクセス数を持つサイトで使うのでない限り、
Typekitはほぼ無料で使える。

現在Typekitで使えるフォントはそれほど多くはないが、
ないよりははるかに良い。

しかし、実際に適用してみると、
サイトを表示してからフォントが読み込まれるまでに多少遅延があるので、
一瞬Webフォントの代わりにシステムのフォントでテキストが表示される。
デザイナー的にはこれは気持ち悪い。

テーブルなんかを組んでいると、
場合によってはレイアウトがかなり崩れることもあるだろう。

今のところ、これはいかんともしがたいようなので、
これを避けようとすると、
Typekitの日本語Webフォントはフェイルオーバーとして使うのが現実的なのではないかと思い始めている。

具体的には、
現在Windows8以降とMacで標準インストールされている游ゴシック体をメインのフォントとし、
游ゴシック体がインストールされていないWindows7以下の人達には日本語Webフォントで読んでもらう。

もちろん、游ゴシック体以外の特徴的なデザインフォントを使う場合は、この方法は全く役に立たない。
どちらかというと、本文のフォントを想定した策だ。

Windowsでもそこそこキレイに見えるデザインにしつつ、表示の遅延がないように、
と考えると少なくとも今のTypekitでは、これしか解がないのではないか。

ちなみに、
游ゴシック体のRegularは、Windowsではかなり細くなって読みづらいので、
font-weightは400ではなく500を標準の太さとして扱うとちょうどよい。