ネット時代のスポーツ記事の言葉使い

これは随分前から思っていることだ。
特に野球の記事。

野球の記事では、
極端に省略形が使われる。

例えば、

無死一三塁で打順が回った正遊撃手坂本の打席は、内角に入った直球を凡打したが、相手の遊撃手の適時失策により一点を追加した。
次の打者は左前適時打で一点追加。この際、一塁走者は本塁への送球の間に三進を果たす。この走者を次の打者が右犠飛で帰しさらに一点追加した。
好機がさらに続くも、続く打者は三遊間への併殺打で回は終了となり、結局この回は合計で三点を追加した。

みたいな感じ。
これを読んで、ありありとその光景が浮かぶ人はかなりの通である。
しかしそれでも、試合の経過報告でこれが延々と続く記事を見ると読む気がしなくなる。

とにかく読みにくい。

せめて適時打はタイムリーヒット、適時失策はタイムリーエラーでいいだろ。
右犠飛とかもライトへの犠牲フライでいい。

要するに、スポーツニュースのハイライト映像とかで使われる言葉を記事でも使って欲しいわけですよ。うん。

新聞紙面上ならば、スペースの都合もあるので文字数をできる限り減らすために省略形を使うのもわかる。
しかし、ネットの記事でも同じように省略形を使う必要はないだろう。

さらに、これは完全な怠慢だろうと思うのが、
メジャーリーグのチーム名。

ヤンキースならヤ軍。
マリナーズならマ軍。

と書いてたりする。

たいていの場合は、文脈からどのチームのことかわかるのだが、
わからなくなることがある。

なぜなら、
マ軍といってもメジャーリーグには、マリナーズの他にマーリンズもあるからだ。

レ軍にいたっては、
レンジャース、レッドソックス、レイズ、レッズ
と4つもチームがある。

本当にやめて欲しい。

ネット時代の記事は、
文字数の削減より、読みやすさ重視でないと、読者が離れるよ。
そう言いたい。