時代がついてこれなかったTMN

引越の荷造りをしていると、
捨てるものを選別するので、自分の持ち物を一通りチェックすることになる。

CDをチェックしていると、
結構TM NetworkないしTMNのCDが結構あった。
現在の若者はあまり知らないかも知れないがTMNといえば小室哲哉。

オレが当時毎日ように聞いていた頃、
オレの周りにはTMNのアンチも多かった。

理由は、前奏が長すぎるというのが多かった。
歌といえば歌詞の部分が重要で、
バックに流れるサウンドはどうでもいいのだろう。

TMNの曲は、
前奏が30秒を超えるものが少なくなかったが、
これは当時としては異常に長かった。

現在は結構前奏が長いバンドも多いが、当時としてはかなり少数派だったのだ。

もう一つの理由は、
小室によるシンセサイザーによる音作りが受け入れられないという層がたくさんいた。

今、
TMNの曲を聴くと、
全くとは言わないが、
ほとんど現代でも通用する音作りがされていることに気付く。

80年代の曲を今聴くと、
そのほとんどを古臭いと感じることを考えれば、
これは驚異的なことだと思う。

その後、
TKこと小室哲哉が、
女性ボーカルをメインにして顧客層を拡大していったことは、
説明するまでもないが、

やはり、小室哲哉という男は時代の寵児だったのだなぁ、と今更思う。

当時のTMNはあまりに斬新すぎた。
特にTM NetworkからTMNになったあたりから、
急速についてこれない層が増えた。

オレは好きでずっとCDを買っていたが、
オレの周りは冷ややかな意見が大勢を占めた。

小室はTMNで一度突き抜けてしまったのかも知れない。

TMNのCDは、
捨てずに新居に持ってきた。

P.S.
そう言えば引越の直前に、
エレベーターを降りた際に、
中学生が槇原敬之の懐かしい曲を口ずさんでいるのを聞いて、
今の世代で聴いている人がいるんだなぁと思った。

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