今期のNFLスーパーボールは、
ブロンコスの勝利で終わった。
ペイトン・マニングが有終の美を飾ったということになる。
まだ、引退を表明したわけではないが、ここが引き際だろう。
今日もペイトンのパスはひどかった。
要所で通すあたりはさすがだけど、いつインターセプトされるかわからない。
今年のブロンコスはディフェンスが強かったから良かったものの、
QBの尻拭いをするためにディフェンスがいるわけではない。
個人的にはパンサーズに勝ってもらいたかった。
経験の差なのかねぇ。
ブロンコスのディフェンスはたしかにすごかったけど、
キャム・ニュートンはいつもの彼ではなかった。
アメフトを観るようになったきっかけ
スポーツ観戦で最も面白いスポーツは、アメフトだと思っている。
もちろん個人的な嗜好だ。
アメフトをプレイしたいとは思わないが、観るのは楽しい。
テレビがあった頃はよく見ていた。
ただ、1試合4時間ほどかかる。
今はネットでゲームのハイライトを観るだけ。
アメフトを観るようになったきっかけは、やはりテレビだ。
何かの番組でアメリカで最も人気があるスポーツは、
ベースボールでもバスケットボールでもなく、
アメリカンフットボールである、と紹介されていた。
これには驚いた。
日本の一般庶民にとっては、アメフトの存在はなきに等しい。
それだけ人気があるのなら、何か理由があるに違いないと思った。
これがきっかけで、
スカパーを契約してからは、アメフトをよく観るようになった。
アメリカのドラマにハマったのもこの頃からだ。
ルールは見ながら覚えた。
そしてルールを理解するにつれて、その面白さがわかってきた。
アメフトの何が面白いのか
おそらく、ほとんどの人のアメフトに対するイメージは、
ガチムチの男たちによる肉弾戦、というものだろう。
確かにほぼみんなガチムチ。
でも実際には、アメフトではクレバーさもかなり重要だ。
人気のあるスポーツには、単に高い身体能力だけでなく、
そこに戦略性が存在する。
戦略のないスポーツは見ていてつまらない。
アメフトには戦略以外にも様々な要素がある。
- ガチムチな男たちによる力と力のぶつかり合い
- ランやパス、オフェンスとディフェンスに見られるかなり綿密な戦略性
- 綿密な戦略を実行するためのチームプレイ
- 華麗な個によるスーパープレイ
- 相手の作戦を読み合う駆け引き
- 時にはギャンブル的なプレイがドラマを生む
パッと見、大味なスポーツに見えてその実は全く異なる。
とても贅沢なスポーツだと思う。
だって、おそらく当代最高の身体能力を持つ男たちが、
ぶつかり合うだけでなく、
頭をフル回転させながら駆け引きを行い、
チームプレイに徹しつつ、
見た目にもド派手なスーパープレイをするのだ。
こんな魅力てんこ盛りなスポーツが他にあるだろうか?
オレは今後もずっとアメフトファンだろう。