プリキュアに学ぶマーケティング その1

はい、のっけからすごい絵になっとります。

お前はとうとう頭がイカれたのか?
いや、そうではない。

もうすぐ4歳になる娘が大好きなプリキュアだ。
ちなみに2015年のプリキュアはプリンセスプリキュアといい、
近年のプリキュアでも成功したプリキュアだという。

で、娘がプリキュアのおもちゃなんかを欲しがるので、
買ってやるわけだが、これがすごい。
すごいんだよ、プリキュアマーケティング。

というわけで今日は、
プリキュアマーケティングその1だ。

誰もがプリンセスパフュームにやられる

プリンセスパフューム

上の画像はプリンセスパフュームというおもちゃだ。
ウチも買わされたのは言うまでもない。

プリンセスパフュームは、登場人物がプリキュアに変身するのに使う。
プリンセスだから香水をふりかけると変身ということなのだろう。

そのへんの設定はまあいい。
それよりも、鍵のようなものが3つあるのがわかるだろう。
これが重要。

この鍵は、ドレスアップキーという。
これをプリンセスパフュームの上部に差し込んで使う。

で、この鍵はキャラクターごとに異なるのだ。

さす鍵を変えることで、香水の色や声が変わる

このおもちゃが本当によくできていて、
鍵によって香水の色が変わったり、
おもちゃが話すキャラクターが切り替わるのだ。

最初に見たときはマジで感心した。

プリキュアマーケティングが巧妙なのは、
上の画像では鍵が3つしかないが、
実は鍵はもっとある。

例えば、
夏にプリンセスプリキュアの映画があった。
映画館でその映画を見ると、
映画館専用のドレスアップキーが特典としてもらえた。

プリンセスパフュームを持っている子はキーがもらえるから映画館に行きたいし、
映画館に行ってキーをもらった子はプリンセスパフュームが欲しくなる。
というあたりが巧妙だ。

スーパーなんかでは、
ラムネが1個入っただけのお菓子と称したドレスアップキーが何種類も売られた。

とにかく色々な場所でドレスアップキーをエサに使っているのだ。
プリンセスパフュームを持っている子どもはもちろんだが、
親も必死になって探したりしているのを何度も目にした。

すべて仕組まれている

エンジニアとして気になるのは、
ドレスアップキーによって切り替わる色とか声のデータは、
どこにあるのか?
ということだろう。

結論から言おう。
全て本体にある。キーではない。
キーの裏側に特定のパターンの切り込みのようなものがあり、
それによってキーの種類を判別しているようだ。

つまり、
バンダイは多数の種類のドレスアップキーを販売することを前提として、
最初からプリンセスパフューム本体に全てを仕込んでいたということだ。

恐るべし、プリンセスパフューム。
これぞドレスアップキートラップ。