Ruby誕生20周年

先月、Rubyが生まれて20周年だったとのこと。
ソース → 20 Years of Ruby

ご多聞にもれず、オレのRubyとの出会いは、
Ruby on Railsだ。

15分でブログアプリケーションを作る、という動画に興奮したもんだ。

「これからはRubyだ!」なんつって、
通勤の満員電車の中で、立ちながら分厚いRailsの本を読みふけった。
それと並行してRubyの仕事を探し始め、
運良くRubyの仕事(もちろんRails関連だ)にありつけた。

今では当たり前になった、
Webアプリケーションフレームワークは、
Railsによって生まれたと言っていいだろう。

当時は世間にWebアプリケーションフレームワークは懐疑的に見られていた。
特に速度面での指摘が多かった。
今となっては笑い話のネタにしかならないが、
オレは絶対にWebアプリケーションフレームワークがスタンダードになると思った。

RubyがメジャーになったのはRailsのおかげ

人によっては反論する人もいるだろう。
だがRailsによって、Rubyが一気にスターダムに駆け登ったのは紛れもない事実だ。

Railsがなければ、Rubyがあれほど急速に普及することはなかっただろう。
上のリンク先にも、やはりRailsの登場が出てくる。

一方で、Rubyという素晴らしい言語があったからこそ、
Railsが生まれたのも事実だ。

オレも、スクリプト言語の中でRubyが一番好きだ。
まあ、Pythonはちょこっと調べたことがあるだけだし、
他に使ったスクリプト言語といえば、PerlとPHPぐらいではある。

ともあれ、
Rubyという言語は美しい。
作ったのが日本人だけに、日本製らしい機能美がある。

PHPがごった煮だとすれば、
Rubyはすき焼きといったところか。
よくわからん例えでMatzに申し訳ない。

Matzとはどういう人物か

Rubyの産みの親は、
Matzこと、まつもとゆきひろ氏である。

実は、Matzと飲みの席で一緒になったことがある。
たしかメンバーは6〜7人ぐらいだったか。

Matzがフェローとして入っていたRubyの現場(ここまで言ったらわかってしまうなw)で、
正社員でもない単なるフリーランスのオレを社員が誘ってくれて、
飲みの席に参加させてもらった。

一言でいうと、
Matzはいい人だ。

まったく偉そうなところがなく、
純粋に技術が好きなエンジニアだ。

当時、Railsの台頭により、ある意味Rubyよりも目立っている状況だったが、
「それはそれでいいんじゃないですか」みたいな感じで
Matzは状況を冷静に見ていた。

もともと有名になりたくてRubyを作ったわけではないからだろう。
オレには、MatzがRubyという言語にほぼフルタイムで関われる状況に幸せを感じているように見えた。

今後のRuby

最近のRailsは、当初のシンプルさが失われて
ムキムキのキン肉マンになってしまったように感じるのはオレだけか。

とはいえ、
Rubyの良さの1つである柔軟性から、
RubyはDSLとしての活用が目立つ。

ChefやVagrantなど、
システム開発業界をリードするツールの多くで、
Rubyが採用されている。

これからも、コードに美と手軽さを求める技術者によって
Rubyという素晴らしい言語は使われ続けるだろう。

20周年おめでとう。Ruby。