ホリエモンがまたほざいているので、オレ的に反論してみた

オレはホリエモンが嫌いである。
犯罪者になる以前から嫌いである。

バッファローズのオーナーになる・ならないで話題になってた頃から嫌いである。
あの茶番を演じていた時のホリエモンは、
サリン事件渦中の記者会見での上祐史浩をオレに想起させた。

そのホリエモンがまた何かよくわからないことを言っている。

京大が入試会場での時計の持ち込み使用を禁止したことに対して、

「あほくさ。検索前提の試験にすりゃええやん」
「人間計算機を高速化しても意味ないからねぇ。そら、テストの成績は良くなるけど本質的な学力が上がるわけじゃないから。」

なんつーか、世の中をビジネスでしか考えていないのか、と。
もっと言うと、起業とかそういう観点なんだろうね。

京大の問題を赤本とかで見たことがある人は知っていると思うが、
京大の問題の特徴は、

え?それって正解あるの?というような思考力を問う問題が結構ある。

つまり京大は、ホリエモンの言う本質的な学力をとても重視している大学である。

京大に比べると、東大のほうが比較的重箱の隅をつつくような知識を問う問題が多いと言えるだろう。

検索なんかでネット上から探し出してきた答えを書き出すことが可能なら、それが本人の思考力からきたものなのか全くわからない。
つまり本質的な学力がわからない、ということだ。

だいたい、日本がノーベル賞獲れているのは、優秀な研究者がいるからだ。
そして、第一線にいる研究者は検索しても答えが見つからない問題に取り組んでいるものだろ。

そもそも一流の研究者に調査能力がないなんてことはあり得ないだろ?
検索力なんてものは、彼らにとっては当たり前の領域のものだ。

要するに、

京大が求めてるのは、
検索みたいな安易な方法が存在しない状況でも、
答えがあるかどうかすらわからないような問題に対しても、
自らの思考力で答えを導き出せる人間。

ってことだ。

別にノーベル賞を獲れるからといってそれが金になるとは限らないだろうけど、
そういった研究成果が回り回って最終的にビジネスになったりするわけだ。

だから、ホリエモンが言っていることは、
超近視眼的な意見でしかない。

だからといってオレは検索前提の試験を否定しない

専門学校など一般企業に就職するのが前提の学校とか、
起業が目的の学部だとかもあるだろう。
そういった、そもそも研究を志す人間を輩出しようとしているわけではない大学や学部は、
試験で検索OKにすることもできるだろう。

要するに目的の違いだ。

京大の目指すところと、
ホリエモンが見ているところは、
全く違うんだから、
ホリエモンが京大を批判するのは全く筋違いだ。

医者になりたいと言って頑張っている高校生に、
プロ野球目指している高校生が、
「なにシコシコ勉強してんの?そんなことするより、先輩からあの先生の過去問もらったほうが点取りやすいぜ。」

と言っているようなものだろ。
でもオレはどっちが悪いとかが言いたいわけじゃない。
どちらの高校生にも、メリットとリスクが存在するしね。

オレにとってホリエモンとは、
どんなに金持ちになっても、
ああいう風にだけはなりたくない、
という人間の典型である。

あ、でもホリエモンが好き、という人間を否定するつもりはない。
ああいうのが好きな人間がいるのもよくわかる。

単に合うか合わないかの問題でしかない。

北斗の拳でいう、
ケンシロウ派か、
ラオウ派か
の違いみたいなものだ。

オレは、さんざ人様に迷惑かけておいて、
「我が生涯に一片の悔いなし」
なんつって死ぬのは嫌なこった、と思う。
でも、あれがカッコイイと思う人がいることもわかるよ。
っていうことだ。

だったらお前もホリエモン叩くな、と言われそうだが、
これは個人的な日記だし、これを見ている人間もほとんどいないだろうから、影響力なんかほぼ0でしょ。
ということにしておく。(身勝手だということは認める)